もし自転車事故に遭ったら?困ったときには弁護士に相談を!

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自転車事故には、自動車事故とは異なる問題点があります。相手に保険会社がつかないことも多く、被害者が自分で対応していると、必要な賠償金を支払ってもらえない可能性も出てきます。このような不利益を避けるためには、どうしたら良いのでしょうか?

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今回は、自転車事故で困ったときに、弁護士に相談するメリットについて、解説します。

自転車事故特有の難しさがある!

最近、自転車事故の危険性が注目されています。

自転車事故にはどのような危険があるのか、具体的な問題点をご存知の方は少ないかも知れません。

まず、自転車事故では、相手に保険会社がつかないことが問題です。

通常の自動車事故の場合、相手が任意保険に加入していることが普通です。そして、任意保険会社には「示談交渉サービス」がついているため、自動車事故で被害に遭ったら相手の保険会社と示談交渉をすることになります。示談が成立したら、その内容に従って、相手の保険会社から確実に示談金が支払われます。

しかし、自転車事故の場合には、相手が保険に加入していないことが多いので、相手本人と示談交渉しなければなりません。相手にお金がなければ、支払いを受けられないおそれもあります。

また、交通事故が起こると、いろいろな後遺障害が残る可能性がありますが、自転車事故でも自動車事故でも同じ後遺症の認定基準が使用されます。自動車事故の場合は、相手の保険会社が後遺症も含めて損害を認定し、賠償金を支払ってくれることが多いです。しかし、自転車事故の場合は保険会社に頼れないため、請求する被害者側から、1つひとつの損害について賠償義務のあることを立証し、後遺症の程度の証拠を提出して相手方を説得しなければなりません。そのため、事故に関する知識がなければ、膨大な時間がかかってしまいます。

以上のように、自転車事故には、自動車事故とは異なるこうした問題点があるので、注意が必要です。

弁護士に依頼すると、相手が真剣に対応する

それでは、自転車事故の対応を弁護士に依頼すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

まず、相手が真剣に対応することが挙げられます。

自転車事故では、保険会社が対応しないので、相手本人と示談交渉をしないといけないことが多いです。その場合、相手が示談に応じず逃げてしまったり、無視したりするおそれがあります。ここで弁護士に対応を依頼すると、相手も「無視したら裁判されて大変なことになる」と思うので、真剣に対応して示談に応じることがあります。

また、示談交渉をするとき、弁護士が法的な知識とノウハウを駆使して有利にすすめてくれるので、重大な被害を受けた場合には高額な賠償金を獲得できる可能性が高くなります。

相手が「なぜその金額になるのかわからない、納得できない」などと言って支払いを拒絶しようとしても、弁護士が法的な根拠を明らかにして請求をするので、相手は支払いをせざるを得なくなります。

相手が行方をくらましてしまって音信不通になった場合でも、住民票を取り寄せることにより、相手の居場所を突き止めて責任追及することも可能です。

後遺障害にもとづく賠償金も獲得できる

自動車事故でも、自転車事故でも、賠償金の支払いを求めるときには、後遺障害の認定が必要になります。後遺障害が認定されると、「後遺障害慰謝料」や「逸失利益」の支払いを受けることができます。

しかし、自転車事故の場合、後遺障害等級を認定する機関はないので、被害者自身が医師の診断書などの証拠資料を集めて、後遺症の程度を立証しなければなりません。それは、専門的な知識も必要になりますし、大変な時間と手間のかかる作業です。そこで、弁護士に対応を依頼すると、適切な資料を収集して内容を分析し、ケースに応じた賠償金額を提示してもらえます。もちろん、相手との交渉もまかせることができます。

最終手段として、裁判を利用できる

自転車事故で相手が本人の場合、示談交渉をしてもお互いが納得できず、決裂してしまうケースがあります。また、相手が当初から逃げてしまい、話に応じないこともあるでしょう。

こんなときには、裁判をする必要があります。交通事故の裁判は「損害賠償請求訴訟」と言いますが、この訴訟で勝訴すると、裁判所から相手に支払い命令を出してくれるので、その判決にもとづいて相手から必要な支払いを受けることができるのです。

しかし、被害者が自分1人で裁判手続きを進めるのは困難です。裁判は、非常に複雑で専門的な手続きですし、主張方法と立証方法にも法的な工夫をこらさないと、負けてしまうこともあります。せっかく裁判を起こしても、負けてしまっては手間も時間も全て無駄です。

弁護士は裁判のプロですから、依頼者の主張を法的にまとめ、適切な証拠を揃えて有利に裁判を進めてくれます。このことで、勝訴して相手から必要な支払いを受けられる可能性も高くなります。

自転車事故では泣き寝入りする人もたくさんいますが、弁護士に相談すると、そのような理不尽な結果を避けることができるかもしれません。悩んでいる方は、一度相談してみると良いでしょう。

まとめ

今回は、自転車事故の問題点と弁護士に依頼するメリットをご紹介しました。

自転車事故では、相手が自転車保険に加入していないことが多いため、相手が支払いに応じなかったり、被害者自身で後遺症の程度を立証する必要があるなど、いろいろな問題が発生します。

適切に必要な賠償金の支払いを受けるためには、弁護士に相談して、相手との交渉や訴訟を依頼する必要性が高いです。

自転車事故に遭って困っているなら、まずは弁護士に相談することをお勧めします。

ニューストピックスについて

高島秀行 弁護士
この記事の監修者
高島秀行 弁護士
【20年以上の豊富な経験と知識! そのお悩みに充実のサービスとサポートを】 弁護士もサービス業の1つと考え、 当たり前のことではありますが、ご依頼者様に簡潔にわかりやすく説明し、 依頼を受け...

プロのコメント

久川秀則 税理士
  • 原・久川会計事務所(税理士法人)平塚橋事務所
  • 久川秀則 税理士

こうした交通事故関係は弁護士さんのお仕事ですね。 弁護士さんの中でも、離婚が得意、債権回収が得意、など得意分野、経験の深い分野というものがあり、交通事故は交通事故の経験値の高い弁護士さんに依頼することが一番良いと思います。 当事務所では、交通事故に限らず、経験値の高い弁護士さんをご紹介できるJSAに加盟しており、安心して任せられる経験豊富な弁護士さんをご紹介できます。 そのあたりもご安心できる税理士をお選びいただくことがよいと思います。

井上昌哉 弁護士
  • しまかぜ法律事務所
  • 井上昌哉 弁護士

相手方が自動車の場合、相手方の自賠責保険を使用できるため、こちらに後遺症が残れば、自賠責保険に後遺症申請をして、認定された等級に応じて賠償金を請求することになります。 一方、相手方が自転車の場合、自転車には自動車のような自賠責保険がないため、こちらに後遺症が残っても、自賠責保険のように後遺症の等級認定はされません。そこで、後遺症は、自賠責で言うところの何級に相当すると主張して賠償金を請求することになります。 しまかぜ法律事務所では、自転車事故の実績が豊富にあり、依頼者にとってもっとも適正な解決方法を選択することができます。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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