良い弁護士の選び方・探し方とは?離婚・相続・交通事故で悩まないために

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トラブルが発生し、個人で解決できない場合には弁護士へ依頼したいものです。最近ではTVCMや新聞広告、インターネット上の広告でも普通に見かけるようになりました。しかし、どうやって最適な弁護士を選べば良いのでしょうか。お金をかけて依頼するからには間違いのない選択をしたいものです。トラブルをいち早く解決するため、弁護士の探し方や選び方について考えていきます。

良い弁護士とは?

弁護士に相談すべき場面に直面したとしても、何となく敷居が高く感じてしまう、弁護士に相談するほどでもないと躊躇してしまうなど、なかなか気軽に相談できる存在ではありません。また、いざトラブルに巻き込まれたとしても、どの弁護士に相談すべきなのか、本当に相談してもいいものか迷ってしまうことが多いと思います。

実は弁護士には医師専門医のような制度はありません。弁護士資格があればすべての法律分野でのを取り扱えるため、刑事事件だけ、民事事件だけという分野の区別はないのです。日本弁護士連合会(日弁連)では、「専門」を打ち出した広告を原則的に禁止しています。中には「渉外弁護士」「企業法務」といった特定案件に強い弁護士事務所があり、離婚や相続に関する個人の相談は扱っていないという場合もありますが、ごく一部と考えて良さそうです。

また、弁護士事務所といっても、先生1人の個人事務所から、たくさんの弁護士が所属する事務所や弁護士法人など、いろいろな規模の事務所があります。そのほかホームページがきれいである、有名人が推薦している、セミナーを開催している、著書があるなど、弁護士を選ぶ基準は多数あります。まずは自分の悩みを扱った実績があるかどうかを基準に弁護士を探してみることをおすすめします。

まずは相談したい内容を明らかにすることから

自分が相談したい内容をより具体的に詰めていくことで、どんな弁護士を必要としているのか適切な判断ができるはずです。

例えば、交通事故に遭って後遺症が残ってしまったけど、損害賠償額に納得がいっていないとします。そのような場合は、なぜ納得がいかないのかを明確にしてみましょう。もし、後遺症によって転職せざるを得なくなった、収入が減ったということであれば、逸失利益等の交通事故損害賠償請求に詳しい地元の弁護士、という探し方が良いといえます。

また、遺産相続で揉めているような場合も、まずはどのように解決したいのか、問題を整理してみることが大切です。不動産の遺産分割方法に揉めているのなら、不動産の相続に詳しい弁護士という探し方が良いでしょう。このような観点から、どんな弁護士が必要かを考えてみることが大切です。

そもそも弁護士はどうやって探すのか

「コネや紹介じゃないと弁護士に相談できない」そう思っていらっしゃる方は非常に多いです。しかし、現代ではインターネットを活用する弁護士も非常に多く、インターネット上で気軽に無料での問い合わせや相談ができるようになりました。

検索エンジンで「交通事故 損害賠償 新宿区」など、キーワードを入力するだけで、条件にあう弁護士の情報が多数表示されるはずです。このなかから自分の悩みを解決してもらえそうな弁護士、トラブル解決の経験がある弁護士を見つけます。

また、エキテンプロのような「ポータルサイト」を利用すれば、もっと効率的に弁護士を探すことができます。詳細な条件で絞込検索ができるので、より条件に合う弁護士を比較して選ぶことができるというメリットがあります。直接問い合わせができるメールフォームが設置されていることもあり、より気軽に弁護士と出会うことができます。公表されている情報を十分チェックして、もっとも適任と思われる弁護士を選ぶようにしましょう。

費用に不安があるという場合は、「法テラス」を利用することもでき、、一定の収入条件を満たせば、無料で法律相談や事件の受任を受けられます。中小企業向けには「ひまわりほっとダイヤル」というサービスも用意されているので、ぜひ活用してみましょう。

得意分野以外に注目したいポイント

辣腕で有名な弁護士であっても、ひとりひとりの依頼者への対応が粗雑では信頼できません。問い合わせや質問に対して迅速に回答をもらえ、わからない点を丁寧に説明してくれるかどうかも選択のポイントとなります。

法的紛争は、解決までにはそれなりの時間と手間がかかります。弁護士とは頻繁に打合せする必要が出てくるため、あまり事務所が遠方にあるのは負担がかかります。会って話をするのに支障のない距離に事務所が立地していることが理想的です。

複数の弁護士の事務所の場合、手の空いた人物がその都度担当するというのでは、解決までの時間にも影響が出ます。小さな事件に関しても、担当制であるかという点も確認しましょう。どうしても相性が合わない、意見を聞いてもらえないなどの場合には、弁護士を変えてもらったり、場合によっては、弁護士を解任することもできます。

事案の解決に際しては、弁護士との信頼関係が大切です。すべてを委ねられる相手でなければ、思うような結果にたどり着けなくなります。ホームぺージの豪華さや事務所の規模にとらわれず、アクセスの良さや担当制かどうか、弁護士自身の人柄なども選び方のポイントになります。もし、依頼前に不安があれば、その弁護士のSNS等もチェックしてみましょう。

弁護士依頼へのハードルは高くない

些細なことまで訴訟に発展する米国とまではいきませんが、日本でも法的な解決が求められるシーンは日々増えてきています。素人の知識内で鬱々と悩んでいても、問題解決が遅れるばかりです。法律のプロフェッショナルである弁護士への相談は、憂いのない生活への足がかりとなります。今は弁護士の選択にもさまざまな方法があります。個人で解決できそうもないと感じたら、早めに相談することをおすすめします。

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プロのコメント

前川勝彦 税理士
  • 前川勝彦税理士事務所
  • 前川勝彦税理士

 確かに弁護士さんには、得手不得手な分野がありますね。税理士も弁護士に意見を聞く機会もたくさんあります。医師免許も同様ですがお医者さんは医師免許さえあれば、どの診療科目も看板等に掲示できるため、医師一人の医院で、たくさんの診療科目を掲示されている医院は専門分野が何かを確認する必要がありますね。 弁護士も民事事件に強い方・刑事事件に強い方等様々です。  私は相続の件で弁護士さんに相談することや逆に税法の件で相談を受けることも多いのでたくさんの弁護士さんを知っていますが、やはり口コミが一番確かだと思います。得意分野は様々です。  先日、私の顧問先の方が、ある件で訴えられ、私が弁護士さんを紹介する予定でしたが、(弁護士や司法書士は法律で紹介料等の支払いは禁じられています)、友達から紹介を受けるとのことで、私の紹介する弁護士さんは、私が信頼できる(法律はもとより人間性も含め)方ですし、お互いに相談し合うこと、紹介した方の料金は、20%の割引をすることにしています。しかし、友達の顔を立てたいとの理由から、別の弁護士さんに依頼されました。約1ケ月前に弁護士さんのことで話しがあり、 1 京都大学法学部出身の女性の方で自分には、いつも上から目線で話しをされ、自分の意見はあまり聞いてくれないこと 2 自分は100%悪くないのに、最初から和解を勧められたこと 3 「別の件で聞きたいのですが」と言うと、本件に関係のない話しは、しないで下さいと言われたこと  等の内容で、私の紹介する弁護士さんにしておけば、良かったと 後悔されているとのことでした。もし、控訴することになった場合には紹介して欲しいとのことでした。 弁護士さんは、不安や悩みを抱えたクライアント様に寄り添い、十分にお話しをお聞きし、少しでもその不安や悩みを軽減して差し上げるもので、私は紹介させて頂いた方には、初回は同行させて頂き「どんな小さなことや関係がないと思うことも話して下さい。それが弁護士さんにとって非常に有用であることも証拠に繋がることもありますので、ご遠慮なくお話しください。」とお話ししております。  税理士さんをご存じであれば、その方に一度、聞かれる方法もありますし、ご存じなければ、私の知り合いの弁護士さんもそうですが、初回相談無料とされている方が、多くいらっしゃいます。そうゆう方を何件か回り、得意分野を確認し、人間的にも信頼できる方を探されるのが、賢明かと思います。

髙田俊二 行政書士
  • 髙田行政書士事務所
  • 髙田俊二行政書士

「良い弁護士の選び方・探し方」ということですが、先ずは、本当にその案件を弁護士に依頼することがベストなのかにつきよくよく考えて下さい。案件が拗れて、争いの局面になっていればこれは早急に弁護士に相談することが必要です。 但し、弁護士に依頼するには、それなりの覚悟をする必要があります。誤解しないで頂きたいのは、弁護士に依頼せずに何とか自分でやった方が良い、ということではありません。弁護士に依頼するということは、予想以上に経済的な負担が大きく、また、その負担に見合った成果を上げて頂ける先生を探すということはとても難しいということです。  例えば、今回のテーマである、「相続・離婚・交通事故」は全て、行政書士の主要な得意業務です。行政書士が日常の業務として毎日処理している定例業務です。勿論、弁護士以外が係争案件を扱うことはできませんので、行政書士の手におえない係争案件は直ちに提携先の弁護士に繋いでいます。但し、私の提携先の弁護士の場合には、割引をつけて頂いておりますが、それでも行政書士の3倍から4倍の費用が掛かっているというのが現状です。  然しながら、費用が掛かってしまうからといって、費用の安い弁護士に依頼されることをお勧めしている訳ではありません。私は銀行に30余年勤務しており、その間数十人の弁護士とお付き合いをして参りましたが、はっきり申し上げて、いい結果を上げる弁護士は報酬も高いです。考えてみれば当然のことです。いい結果を上げれば更に忙しくなり、忙しければ報酬を高くしなければ回りません。  さて、前置きが長くなりましたが、良い弁護士を探す一番の方法は、士業の知り合いにお聞きすることです。私も提携先の弁護士等の他士業の先生方と連絡をとりながら仕事を進めていますが、恐らく、他の先生方も同じだと思います。行政書士でも、税理士でも、司法書士でもお知り合いの方がいらっしゃれば、その方に紹介を頂くことが一番です。皆喜んで紹介してくれると思います。また、紹介して頂く弁護士は、日頃一緒に仕事をしている仲間ですから、結果を出せる良い弁護士を紹介してくれるはずです。  士業の先生にお知り合いがいないケースはご自分で探さないといけないわけですが、これに際してもいくつか気になる点を申し上げておきます。先ず、余り大きな事務所はお勧めしません。大きな事務所は、銀行等の大きな話は得意ですが、新規の一個人に優秀な弁護士を付けることはないと思います。また、責任担当が誰なのか不明、ということもあり得ます。  また、報酬については、契約前によくよく確認する必要があります。「セット価格」なるものを前面に出している弁護士事務所も多くありますが、その価格でどこまでやってくれるのか、を必ず確認する必要があります。それをしないと、後になって、追加の費用が予想外に掛かり、挙句の果てに、思った通りの結果が出なかったということになります。  以上、厳しいこともお書きしましたが、要約しますと、先ずは本当に弁護士に依頼しなければいけないかを十分に吟味し、やはり依頼すべきと決められたのであれば、知り合いの他士業の先生に相談して紹介を頂くということです。また、いい結果を出したいのであれば、若干報酬が高くても、評判の良い、いい結果を出せる先生を選んだ方が結局は得策と思います。中途半端に高い金額を支払い、見込んだ結果が出せないことは避けたいと思います。

鬼沢健士 弁護士
  • じょうばん法律事務所
  • 鬼沢健士弁護士

今は、無料~数千円で法律相談をすることができますので、ぜひ複数の弁護士と面談してください。今は、ネットで弁護士を探す方が大半です。 面談で感じる相性がとても重要です。 離婚という極めてデリケートなことに関するやりとりは、離しやすい弁護士に依頼しないとうまくいきません。 弁護士費用についても、弁護士によって大きな差額があります。高ければ良いというものではありませんので、やはり複数の見積もりがあるといいでしょう。

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この記事の監修者

弁護士経験30年以上!培ったノウハウを還元し、企業・店舗だけでなく個人の法律問題にも幅広く丁寧な対応を心掛けております。 <当事務所の特徴> 1_企業・店舗へ積極的なアドバ...