失敗しない弁理士の選び方・探し方

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弁理士は、特許、実用新案、商標、意匠などの専門家です。特許庁への手続きだけでなく、どう活用するのがよいかを法律を含めてアドバイスしてくれます。他の士業と比べて、弁理士の数は少ないです。相談できる弁理士がいない場合、知り合いの方に弁理士を紹介してもらったり、自らインターネットなどで探します。ここでは、よい弁理士・事務所を見極めるためのチェックポイントや、自分に合った弁理士の選び方・探し方について紹介します。

弁理士の探し方

弁理士を選ぶためには、まず、候補となる事務所を探さなければなりません。効率よく弁理士を探す方法は、主に3つあります。

(1)紹介

弁理士を利用した経験がある知人や取引先などから、事務所や弁理士を紹介してもらう方法です。経験者からの紹介なら、信頼できる弁理士と出会える可能性は高いといえるでしょう。

(2)インターネットで検索する

インターネットで、事務所のホームページを検索する方法です。対応している分野や料金などを掲載している場合が多く、ニーズを満たす事務所かどうかをある程度判断することができます。エキテンプロなどのポータルサイトを利用すれば、比較検討も容易です。

(3)弁理士ナビを活用する

「弁理士ナビ」は、日本弁理士会が提供している、弁理士のデータベースです。キーワードや事務所の所在地、取扱分野などを指定して、弁理士を探すことができます。

よい弁理士・特許事務所探しのチェックポイント

よい弁理士や特許事務所を探す際に重要なのは、事務所の解決能力や、そもそも信頼に足る弁理士なのかどうかということです。

よい事務所かどうかを見極めるためには、以下のようなポイントをチェックしてみましょう。

(1)自社のビジネスを理解しているか

特許、実用新案、商標、意匠などの制度はそれぞれ複雑です。単に出願申請をしてくれる弁理士ではなく、貴社のビジネスを考慮して、売上に結びつくようにアドバイスしてくれる弁理士が、よい弁理士ではないでしょうか。料金が低めの弁理士は、単に手続きするだけの傾向にあることも事実です。

具体的に貴社の状況や、貴社ビジネスの展望について話を訊き、それに合ったアドバイスをしてくれると、貴社にとってよい弁理士であると言えます。そして、話してみて、波長があうと感じる弁理士は、一生付き合っていける弁理士となるでしょう!

(2)特許の活用方法までアドバイスしてもらえるか

アイデアを特許出願申請したい場合、弁理士が10人いたら、10人がそれぞれ異なった捉え方をして、それぞれ異なった表現で書類を作成します。つまり、選んだ弁理士によって、出願申請内容が異なるため、当然、結果も異なります。

特許、実用新案、商標、意匠は、ビジネスルールの一部です。貴社の売上にどう役立つか?を訊いてみるといいでしょう。

貴社と波長が合えば、その弁理士に依頼し、合わなければ、波長が合うと思える弁理士に出会うまで、別の弁理士を探すことをお勧めします。

(3)トラブル・リスク対応に精通しているか

特許、実用新案、商標、意匠は、ビジネスルールの一部です。ビジネスルールを知らないとトラブルに巻き込まれるリスクが高くなります。

よい弁理士を選ぶことによって、ライバル会社を牽制したり、貴社の商品・サービスが見込み客に選ばれやすくなり、貴社ビジネスの売上の拡大に繋がります。また、無用なリスクを低減して、他社権利に関するトラブルに巻き込まれることを回避することも可能です。さらに、他社に権利を取得させないようにする手続きや、他社権利をつぶす手続きもあります。状況に応じて、できることがいろいろあります。

(4)自社の役に立つ弁理士か

特許、実用新案、商標、意匠などのビジネスルールを知った上で、活用する・しないを選択するべきです。特許の権利や商標の権利を取得するだけで、貴社ビジネスが儲かるということは、ほとんどありません。この点を誤解されている事業主もいらっしゃいます。

利益を出すためには、ビジネスとして商品やサービスを提供することが基本です。そして、ビジネスとして商品やサービスを提供している以上、売上に繋がるように特許、実用新案、商標、意匠などの制度を活用することをお勧めします。

上記のポイントを踏まえ、ぜひ、貴社にとってよい弁理士と巡り会いましょう。

よい弁理士に出会うコツ

実際に依頼したいと思える弁理士・特許事務所が見つかったら、本当によい弁理士かどうか気になるものです。よい弁理士かどうかを客観的に判断することはとても難しいので、以下に紹介するコツを踏まえて、弁理士を選んでみましょう。

【選び方のコツ1.インターネットで調べる】

初めて弁理士をインターネットで探す場合、エキテンプロなどのポータルサイトに掲載された弁理士のプロフィールを見てみましょう。この弁理士に頼むとどうなるのか?が見えてきます。なんとなく良さそうと思ったら、その弁理士、特許事務所のウェブサイトを見ると、さらに方針などがわかります。書いてあることが難しすぎる…と思ったら、別の弁理士、特許事務所を探すことをお勧めします。

また、インターネットは広告と捉えられ、まれに紛らわしい宣伝文句もあります。あたかも得するかのような誘導には気を付けるべきです。

【選び方のコツ2.実際にミーティングをする】

実際にミーティングをしてみることも、よい弁理士を選ぶコツです。紹介、インターネット検索に関わらず、実際に30分程度のミーティングしてみることをお勧めします。

弁理士のサービスの品質は、弁理士ごとに様々です。そして、どの弁理士に依頼するかによっては、結果が大きく異なります。よい弁理士かどうかは、その弁理士のサービスを受けてみて初めてわかるので、実際に依頼する前に判断することは難しいです。

では、どうすればよいかというと、実際にその弁理士に会って、簡単な内容について相談してみることをお勧めします。依頼する前から結果を知るのはとても困難なので、「料金」だけで判断せず、波長が合う弁理士を選ぶのがコツです。具体的には貴社の話を訊いてくれて、その上で、特許の制度や商標の制度をわかりやすく説明してくれるかどうかがポイントです。

自分に合った弁理士を選ぶことが大切

最終的に依頼する事務所を決定する際、次のようなことを確認し、依頼した後に問題が生じないかどうか、判断をしましょう。

■依頼内容(技術・ビジネスモデルなど)への理解

弁理士がさまざまな手続きを進めるうえで大切なのは、法的な知識だけではありません。対象となる技術やアイデア、依頼者が望むビジネスモデルに対する理解の深さも、非常に重要です。

技術に対する理解が浅ければ、権利の取得や主張をする際の的確なポイントが判断できません。依頼者が考えるビジネスモデルと弁理士の考えがズレていれば、取得した権利が不十分で、ビジネスで活かすことができないなどの可能性も出てきます。

■費用

弁理士に依頼すると、当然、費用が発生します。費用の見積もりや内訳が明確で納得できるかどうかも、依頼をするかどうか判断する重要なポイントです。

■所在地

弁理士に依頼すると、多くの場合、事務所に1回行っておしまいというわけにはいきません。アクセスの悪さが、手続きを進める上で負担になる可能性を考慮しましょう。

料金だけで決めずに、自社のビジネスへの理解度を重視する

インターネットで弁理士を探す場合は、料金を比べてしまいがちですが、サービスの内容や質は様々なので、決して「料金」だけで決めないことです。

実際に依頼したいと思ったら、まずは会ってみましょう!貴社の状況や、貴社ビジネスの展望について話を訊き、それに合ったアドバイスをしてくれると、貴社にとってよい弁理士といえるのではないでしょうか。そして、話してみて、波長があう弁理士は、一生付き合っていける弁理士となるでしょう!

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この記事の監修者

特許業界14年の経験と特許出願申請1000件以上(代理人記載は320件以上)の実績。

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