マッサージ留学でタイへ、ハワイへ!ビザは何を取得するべき?

外国人在留・ビザ

開業を目指し、海外のスクールで本場のマッサージを勉強する「マッサージ留学」に行く人が増えています。短期で学べる講座からある程度長い期間でしっかりと学べる公的に認可されたスクールまで、留学の内容はさまざま。滞在のためのビザはどれも同じでよいのでしょうか?

海外へマッサージ留学するのに必要なビザは?

海外へマッサージ留学に行く際、「ビザ」が必要となる場合があります。ビザとは「査証」ともいい、海外を訪れる際に必要となる入国が許可されたことを証明するものです。渡航先の国の在外大使や領事により発行されます。

渡航先や渡航の目的、滞在期間によって、必要なビザの種類や要・不要は異なります。一口にマッサージ留学と言っても、どこの国に行くのか、どのようなスクールにどのぐらいの期間行くのかによって取得するべきビザが違うため、注意しましょう。国にもよりますが、短期間のマッサージ講座を受講するようなケースでは「観光ビザ」もしくはビザなしでよい場合が多いようです。公的に認可されたスクールで長期間マッサージを学ぶ場合などは、留学を目的とした「学生ビザ」が必要となることもあります。

国によっては、事前の通告なしにビザの要件や手続きが変更される場合があります。マッサージ留学を考えているときには、日本国内の渡航先国大使館や総領事館に問い合わせて、最新の情報を確認しましょう。

ハワイへマッサージ留学する場合

ハワイでロミロミなどのマッサージを習得しようとする場合、主に2つのパターンが考えられます

(1)ビザなし

日本からアメリカへ渡航する場合、「ESTA米国ビザ免除プログラム」により、「ESTA(電子渡航認証許可)」を申請することでビザ申請が免除されます。ESTAの申請はWeb上のフォームから行うことが可能。90日間までの滞在ができます。

(2)学生ビザを取得する

就学するスクールによっては、「M-1」という種類の「学生ビザ」が必要となります。学生ビザが必要なのは、以下のようなケースです。

・特定の教育機関(職業訓練学校や専門学校)で特定のプログラムに参加する

・週18時間以上の授業を受ける

・90日を超える期間、学生として学校に通う

M-1の申請には、受入校が発行する留学生資格証明書(I-20)が必要です。

タイへマッサージ留学する場合

タイのスクールでタイ式マッサージを学ぶ場合、30日を超えない滞在であれば、一定の条件のもと、ビザを取得することなく留学が可能です。30日を超える場合は、就学するスクールによって「観光ビザ」、「学生ビザ」のいずれかを取得することになります。

(1)観光ビザ

60日以内の滞在が可能なビザです(タイ入国管理事務所への申請により延長可能)。

申請の際には、申請書や顔写真のほか、在職証明書や在学証明書などの身分を証明する書類が必要です。預金残高の要件もあり、申請者名義の預金残高証明書を用意しなければなりません。また、申請の時点でタイでの滞在先が決まっていること、航空券を予約済みであることが求められます。

(2)教育ビザ(ノンイミグラントED)

公的に認可されたスクールで学ぶ場合は、教育ビザが必要となることがあります。タイの教育ビザは、有効期限90日間の「シングルエントリー」と1年間の「マルチプルエントリー」の2種類です。申請する際は、申請書や顔写真のほか、経歴書、入学許可書、身元保証書などが必要となります。

オーストラリアへマッサージ留学する場合

オーストラリアも、マッサージ留学先として人気がある国です。オーストラリアへのマッサージ留学では、学生ビザのほか、電子ビザ「ETA」や「ワーキングホリデービザ」を活用することもできます。

(1)学生ビザ

オーストラリアの教育機関で3ヶ月以上の修学を予定する場合に対象となるビザで、オンラインで申請します。滞在中の就労(週20時間まで)も可能なのが特徴です。英語力や経済力も許可の判断要件となります。

(2)ETA

「ETA」とは電子渡航許可タイプのビザで、取得すると短期観光と短期商用・公用活動ができます。有効期限が最長で1年間あり、1回の訪問につき滞在は最長3ヶ月。有効期限内であれば複数回渡航できます。

(3)ワーキングホリデービザ

若年者(18歳~30歳)を対象とした、最長1年間観光・就労できるビザです。オンラインでの申請が必要で、許可されるためには、人物審査や健康診断、資金などの基準をクリアしなければなりません。最長12ヶ月の滞在のうち4ヶ月まで修学可能。マッサージの資格を取得したのち、資格を活かしてオーストラリア国内で働くこともできます。

バリ島へマッサージ留学する場合

バリ式のマッサージを学ぶためにバリ島へ渡航する際は、インドネシアのビザ制度が適用されます。

日本からインドネシアへの渡航では、観光目的ビザの取得義務が免除されています(29ヶ所の空港、88ヶ所の海港および7ヶ所の陸路チェックポイント)。そのため、渡航に際して事前にビザを申請する必要はありません。

ただし、マッサージ留学などの短期留学やスクールの受講が目的の場合、現地で到着ビザ(VOA)というものを取得する必要があります。到着ビザ取得の手続きは、「Visa on Arrival」と表示された窓口で35ドルを支払うのみです。到着ビザを取得せずビザ免除で入国すると、罰金や国外退去処分の恐れがあるため注意しましょう。

到着ビザで入国した場合も滞在期間は30日間ですが、1回に限り、入国管理事務所で30日間の延長ができます。

渡航先によりビザの制度はさまざま

マッサージ留学で必要となるビザは、渡航先や滞在する期間、マッサージを学ぶスクールによって異なります。目的や滞在期間に合致しないビザで渡航をすれば処罰の対象となるため、事前にしっかりと確認をしたうえで申請をおこないましょう。ビザの種類や申請の手続きについて不安がある場合は、行政書士などの専門家にサポートをお願いすると安心です。

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この記事の監修者

はじめまして、行政書士の遠山智弘(とおやま ともひろ)です。 行政書士は官公署(役所など)に提出する書類作成の代行をはじめ、契約書や遺言書作成のプロです。 建設業許可申請や...