どれくらいかかる?司法書士への依頼の相場とは?

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これまで司法書士に依頼したことがないのであれば、どのような依頼でいくらくらいの報酬が必要なのか、わからないという方は非常に多いです。適切な司法書士事務所を選ぶためにも、依頼相場はしっかり把握しておきましょう。ここでは、司法書士への依頼相場について詳しく解説します。

どのようなときに依頼が必要になるのか

司法書士は、私たちにとって最も身近な法律家です。なかでも登記に関する業務は、司法書士だけの独占業務となります。

所有権の保存や抵当権抹消などの不動産登記、会社設立や商号・目的の変更などの際に必要になる商業登記をはじめ、不動産の名義変更や相続放棄など相続に関する手続きなど、法律上の手続きを代行することができます。家や土地のこと、会社のこと、相続について、登記手続きの専門家として手続きを代行することはもちろん、法律知識を持ってトラブルを未然に防ぐ役割も期待できます。

事業主に起こりうる登記事項

事業主が司法書士に頼るケースとして、物件を購入した時の所有権保存登記や抵当権設定登記が多いと思います。特に抵当権は、銀行から借入れをする際に必要になる可能性が高いでしょう。

そのほか、起こりやすいケースとしては、商業・法人登記関係に関する手続きがあります。たとえば、個人事業主が法人化する際の登記関係や、新株発行手続き、役員変更や本店移転登記手続きなどの際に頼りになる専門家です。

登記に関する手続きは専門的な要素をはらんでおり、大変な労力と時間がかかってしまいます。そのため、自分で手続きを行っている人はほぼいません。例えば、税理士経由で司法書士に依頼するケースが一般的です。一部の大企業では、社内に法務部があり、自社で登記手続きを行っていることもあります。

このように事業主にとって司法書士とは、頼る場面の多い法律家といえます。

司法書士報酬はかつては全国一律だった

司法書士の報酬については、かつては報酬規程が法律によって定められており、各司法書士事務所は一律の報酬を請求していました。そのため、どの司法書士に作業を依頼しても同じ仕事内容・報酬内容でした。個人事業主としても、どこの司法書士事務所に依頼しても金額や仕事が同じであることから、深く考えずに近くの司法書士事務所に依頼をするということが多かったのです。

しかし、現在ではその報酬規定が撤廃されており、各司法書士事務所が自由に司法書士報酬を決定することができるようになっています。そのため、仕事を依頼するために複数の司法書士事務所に相談を持ち掛けると、それぞれ違った見積りを提供してくるでしょう。

個人事業主にとっては、いったいどの司法書士に依頼をすればいいのか、頭を悩ませる状態になってしまっています。信頼できる司法書士に依頼をするためにも、それぞれの司法書士をしっかり区別することが重要となるでしょう。

報酬が高いリスクと安いリスク

先に説明した通り、司法書士報酬には規定がなく、それぞれの司法書士が自由に決めることができます。その中でもっとも報酬が安い司法書士事務所が優良な司法書士であると勘違いしやすいです。事業主としても、できるかぎり費用負担を減らしたいという思いから、見積金額が安い司法書士に依頼をしてしまいがちです。

しかし、あまりに司法書士報酬が安い場合、顧客を獲得したいがために無理をしている可能性が高いです。その結果、仕事のクオリティが悪化してしまう、連絡をしてもなかなか通じない、いつまでたっても手続きが続かないなどのトラブルに巻き込まれる恐れがあるでしょう。逆に、報酬が高い司法書士のほうが、優良な司法書士であるとは必ずしも言えません。もちろん、報酬に比例して、サービスの質が高い司法書士という場合も往々にしてあります。

これらのようなトラブルに巻き込まれないためにも、司法書士報酬の相場がいくらくらいなのかをしっかりと把握しておく必要があるでしょう。

主な司法書士への報酬相場一覧

ここでは、所有権移転登記(売買・相続)、抵当権設定登記、そして会社設立登記の司法書士報酬の平均について、地域別にご紹介をしていきます。

・所有権移転登記(売買)

北海道地区 33,058円

東北地区 35,195円

関東地区 44,417円

中部地区 45,779円

近畿地区 54,800円

中国地区 42,375円

四国地区 48,496円

九州地区 41,934円

・所有権移転登記(相続)

北海道地区 49,751円

東北地区 51,4675円

関東地区 59.210円

中部地区 60,428円

近畿地区 67,034円

中国地区 55,149円

四国地区 61.064円

九州地区 55.089円

・抵当権設定登記

北海道地区31,266円

東北地区 30,562円

関東地区 35,029円

中部地区 35,631円

近畿地区 40,402円

中国地区 35,986円

四国地区 35,354円

九州地区 34,063円

※不動産の個数や売買金額によって大きく変動します。

・会社設立登記

北海道地区 82,487円

東北地区 94,649円

関東地区 96,900円

中部地区 103,183円

近畿地区 110,926円

中国地区 104,734円

四国地区 130,557円

九州地区  101,021円

※会社の規模によって業務量が異なるため、それに伴って報酬も変動します。

相場を把握したうえで各司法書士を選定しよう

司法書士報酬というのは、法律による規定がないため、各事務所で大きく報酬額が違っています。家の新築や会社の立ち上げなど、人生の節目になる出来事には、司法書士の力が必要になることが多いです。安さで選ぶのも間違いではないですが、過去の実績や注力分野、人柄などもリサーチしながら、信頼できる司法書士を選ぶようにしましょう。エキテンプロなら、日本全国の司法書士のプロフィールを豊富に掲載しています。注力分野から近隣の司法書士を検索することができ、問い合わせフォームから気軽に相談をすることができます。複数の士業へ一括で相談&見積もり依頼ができる「まとめて相談」という機能も無料で利用できるので、自分にぴったりの司法書士を見つけることができます。

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庄田和樹 司法書士
この記事の監修者
庄田和樹司法書士
神楽坂法務合同事務所、代表の庄田です。司法書士・土地家屋調査士・行政書士をしております。若輩者ではございますが、皆様のお役に立てるよう日々精進してまいります。よろしくお願いいたしま...

プロのコメント

荻原正樹 司法書士
  • 司法書士おぎわら相続登記事務所秋田
  • 荻原正樹司法書士

司法書士の報酬は各事務所ごとに異なりますし、仕事の仕方等も事務所によってまちまちです。中には事務員さんがすべて手続を行うなんていう事務所もあります。もし余裕があれば何か所かの事務所を相談で利用してみて、実際に司法書士に会ってその人の印象を確かめてみるのが良いかと思います。

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