社労士に相談する流れや手順

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社労士は人事・労務に関するプロです。従業員の労務管理で困っているときには力強い味方になってくれますが、いざ相談・依頼をしようとするときには敷居が高いと思われている方も多いのではないでしょうか。社労士に相談・依頼するときの流れや手順を知っておけば、いざというときも安心です。また、はじめて社労士に依頼・相談をするときに気をつけるべきポイントについて説明していきます。

電話やメールで問い合わせをする

気になる社労士が見つかったら、実際に依頼をする前に、まずは電話やメールで問い合わせをします。電話やメールでの問い合わせですので、1件にしぼらなくてもかまいません。たとえば「この社労士はインターネットでの評判がよいから信頼できそうだ」というように、社労士ごとによいと思う点があるのではないでしょうか。よいと思える点のある社労士を3件から4件程度ピックアップして、問い合わせをするとよいでしょう。

社労士に問い合わせをするときには、自分の相談・依頼したい内容がどのような内容なのかを明確にしておくことが大切です。社労士によっては、「給料計算は行っていない」「助成金のアドバイスはしていない」というところもあるので、自分の相談・依頼したい内容の業務を引き受けてくれるかどうかを問い合わせます。そのほかに、細かい見積もりをする前の費用の概算額、相談・依頼した場合にどのような形でサービスを行ってくれるのか、を問い合わせるとよいでしょう。

見積り額の確認と面談を行う

問い合わせをした結果、どの社労士に依頼したいのが決まったら、その社労士に連絡をとり面談のアポイントをとります。この段階で、どの社労士にするか迷っている場合には、一度話を聞いてからその社労士に相談・依頼するかどうかを決めればよいので、「面談をして直接話を伺いたい」ということを伝えればよいでしょう。ほかによさそうな社労士がおらず、その社労士に依頼しようと思っている場合にも、面談をして実際に話を聞いてみると思っていた感じと違ったという場合もあるので、面談のうえ契約するようにしましょう。

面談では、社労士が現在の状況と問題点を聞き、どのようなサービスを提供することができるのかを話してくれます。この段階で見積もりをお願いして、いったん持ち帰り、再度検討しなおすこともできます。話を聞いたうえでこの社労士にお願いしたいということであれば、その場で契約まで進めることもできます。

契約後の業務の流れ

契約後の業務の流れは、どのような内容の相談・依頼かによって変わってきます。給与計算や労働時間の管理などの場合は1か月ごとに業務が発生するので、給料の締日や支払日を確認のうえ、資料の受け渡し日と給料計算の期限を決めます。就業規則や雇用関係の書類の作成などは、社労士が聞き取りをしたり、必要書類を教えてくれますので、それに従います。労働問題の場合は、問題の内容により解決までの期間が異なります。

一度だけの書類の作成や労働問題の場合は、書類の作成が完了したり労働問題が解決すれば、契約が終了となります。給料計算や労働時間の管理の場合は、継続した契約を結ぶことになるので顧問契約という形をとる社労士が多いでしょう。給料計算や労働時間の管理を依頼しない場合でも、顧問契約を結び継続した契約にしておくことで、気軽に労務関連の質問や相談をすることができるようになります。

社労士に相談・依頼できる業務について

漠然と社労士に相談・依頼をしたいと思っていても、どのような内容の相談・依頼をすればよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

社労士は、社会保険や雇用・労働についての法律に詳しく、これらの手続についての書類作成を専門に行います。このため、「雇用保険についての手続きをしたいけど自分ではどうしていいかわからない」という方や「就業規則を作成しなければならないけれど、どのように作っていいのかわからない」などという場合に、社労士に依頼をするとよいでしょう。

社労士は書類作成以外にも、給料計算、労働時間の管理やコンサルティングを行っている場合があります。「スタッフと労災関係のトラブルがあった」「サービス残業についてスタッフから苦情がきた」などという場合にも、まずは専門家である社労士に相談することをおすすめします。

労務関連で悩んでいて社労士に相談すべきことかどうか悩んでいる場合には、最初の問い合わせの段階で悩みの概要を説明して、「このような悩みの解決について取り扱っているかどうか」を問い合わせるとよいでしょう。

社労士への相談・依頼で気をつけたいポイント

社労士への相談・依頼をするときには、まずは自分が何について悩んでいるのかを明確にすることが大切です。できれば、どのような内容の依頼・相談をしたいのかまではっきりさせることができればよいのですが、どのような依頼をしてよいかわからない場合でも悩みを社労士に話すことで、社労士が解決方法を提示してくれるでしょう。

契約をするときには、しっかりとした見積もりを出してもらうようにし、その費用の範囲内でどこまでのサービスをしてくれるのかを確認しましょう。ほかの社労士と比べて費用が安い場合には、必要なサービスが別料金になっているかもしれません。逆に費用が高くても、アフターフォローまでしっかりしてくれる社労士もいます。

契約前、契約後にかかわらず、疑問点があれば社労士にしっかりと聞くようにしましょう。

社労士へ相談・依頼するときの流れ・手順のまとめ

社労士へ相談・依頼するときには、まずは気になる社労士に問い合わせを行います。エキテンプロなら、注力分野や得意業種から絞り込んで、近隣の社労士を探すことができます。複数の社労士へ一括で相談&見積もり依頼ができる「まとめて相談」を利用すれば、比較検討も容易になります。問い合わせをした社労士の中から、相談・依頼したいと思う社労士を選び面談を申し込んで、面談したうえで気に入れば契約へとすすみます。必要な書類などは、社労士のほうから説明があるのでその説明に従います。

契約の方法には、一度限りの契約のほか、継続して契約を行う顧問契約という方法もあります。社労士と顧問契約を結ぶと、労務についていつでも気軽に相談や質問ができ、安心できるのでおすすめです。

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プロのコメント

吉川直樹 社会保険労務士
  • 吉川経営労務商会
  • 吉川直樹社会保険労務士

 HPなどで宣伝している社労士の場合、☎やメールで問い合わせることになります。個人のお客の場合は有料相談であることも多いので事前に聞いておくことです。法人のお客の場合は無料であることもあります。     面談の上、スポット契約にするのか、顧問契約にするのか、着手金は入るのか要らないのか、失敗した場合の返還の有無、損害賠償責任保険加入の有無も聞いたほうがよいでしょう。  自信のなさそうな人、やったことがない業務だからとしり込みするような人は避けたほうが無難でしょう。自分の一生がかかってくるのですから、いいかげんな人には頼めません。    あと計算、数字、法律に強い、会計に強い、文章力があるなどもアドバンテージとなるので、それとなく観察しておいてください。全部備えている人はいないので上記のうちどれか二つあれば、「使える社労士」です。  お客を沢山抱えている場合はなかなか時間がかかることもありますが、「仕事が早い、頭の回転が速い、条文の複雑な要件を読み込なす能力にたけている、思考の柔軟性がある、依頼者の話しをよく聞く」なども、特に助成金業務の場合、あればこしたことはないでしょう。   歯医者さん、医師も何件か回ると思うのですが、10件も回れば、相性のよい人は見つかると思います。   営業は待ちの社労士が大半なので、自分から飛び込んでくるくらいの社労士のほうがよいでしょう。    

齋藤充弘 社会保険労務士
  • 社労士 人事法務オフィス
  • 齋藤充弘社会保険労務士

労働者や雇用管理に関する相談業務の顧問契約は、規模10人未満であれば、月1万円です。意外かもしれませんが、とても喜ばれております。もちろん電話相談OKです。事業主様の良きパートナーになれると思っております。

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この記事の監修者

「助成金/年金相談したい!」「未払い残業代どうしよう…」「保険手続の負担が…」 ⇒社会保険労務士へお気軽にご相談ください! ◆助成金に関わるご相談/申請代行 事業経営して...