治療院で施術をしたらセクハラと言われたときの対処方法

労働問題

治療院で施術を行なっていると、トラブルになりやすいのがセクハラ問題です。セクハラが問題になると、訴えられたときの対処に困るだけでなく、院の評判を落としてお客様が減ってしまっては生活にもかかわってきます。お客様からセクハラと訴えられたときにはどのように対処したらよいのか、事前にセクハラトラブルにならないための予防としてどのような方法があるのかについて解説します。

セクハラトラブルが起きやすい治療院

治療院では、セクハラのトラブルになるケースが増えています。これは、お客様の身体に触れて施術する必要があるために起きてしまうトラブルといえます。

実際にセクハラのトラブルになったケースとして、施術でお尻や胸を触ったためにセクハラとして訴えられるというケースがあります。また、施術をするために服や下着を脱いでくださいと言うこともありますが、この服や下着を脱がせるということがセクハラと言われることもあります。さらに、施術をする前の問診で、普段のプライベートな生活を聞くこともセクハラと言われることがあります。問診も、施術の前には必要なことですが、身体に関係することなのでセクハラと捉えられてしまうことがあるのです。

もし、セクハラと言われたら

もし、お客様からセクハラと言われたら、まずは話し合うことが必要です。お客様と話し合うときには、自分の意見を一方的に主張するのではなく、お客様にどのような行為が嫌だったのかを聞いて誠実に対応するようにしましょう。お客様が嫌だと思うことはしないようにし、そのお客様にあった施術をすることが大切です。お客様と話し合い、お客様の納得のいく施術方法を見つけることができたらトラブルは回避することができます。

もしお客様との話し合いがうまくいかなかったり、お客様と話し合う前にセクハラで訴えられた場合にはどうしたらよいでしょうか。この場合には、法律の専門家である弁護士に相談することがおすすめです。お客様との話し合いがうまくいかない理由は、感情的な理由かもしれません。その場合に弁護士に相談することで、施術者もお客様も冷静になることができます。また、事実確認、示談交渉、裁判所への対処などの手続きも弁護士に依頼することで、スムーズに進めることができます。

セクハラトラブル防止のためにできること

お客様の身体に直接触れて行なう施術は、施術内容やお客様の受け止め方によってはセクハラといわれるリスクがあることを理解する必要があります。このリスクをなくすために、お客様が不快に思わない施術を行う必要があります。

まず、事前にお客様に施術内容をしっかりと説明するようにしましょう。このときに、お客様がされたくない施術や触れてほしくない身体の箇所も聞いておきます。施術時の服装は、あらかじめ施術服を用意するか、お客様にジャージなど施術しやすい服装を用意してもらいます。下着を脱ぐ必要があるときには事前に下着を脱いでもらうことの同意を得ておくとよいでしょう。マッサージなど、タオルの上からできる施術であればタオルを使用するようにし、なるべく直接身体に触れないようにする工夫も必要です。

施術が終わったあとにもお客様と話をし、施術の内容で不快だったことはないかリサーチし、お客様が口頭で言いづらいことはアンケート形式で答えてもらうなど、次の施術につなげていくことも、トラブル回避の方法として有効です。

丁寧で誠実な態度が安心感を生む

セクハラトラブルを起こさないためには、まずは施術でお客様に満足してもらうことが大切です。お客様の満足度は、施術自体の内容が良いことも必要ですが、施術前や施術後にお客様の意見を聞くことでもアップします。お客様は一方的に施術をされるのではなく、自分の意見を聞いてもらいたいと思っているからです。お客様の意見を聞き、施術内容について説明することで相互理解が深まり、セクハラトラブルのリスクは少なくなります。女性のお客様が多いのであれば、スタッフに女性を雇うことも1つの方法です。女性のお客様が男性の施術者に言いにくい内容は、女性のスタッフにお客様の話を聞いてもらうようにすることができます。

もしセクハラで訴えられてしまったときの事前の対処策として、お客様ごとに施術内容を詳細に記載したカルテや問診票などを日頃から整理しておくことも大切です。また施術者は、日頃からていねいで誠実な態度でお客様と接するようにしましょう。

鍼灸院、治療院でセクハラと言われないために

鍼灸院、治療院は、施術がお客様の身体に直接触れることから、セクハラトラブルが起きやすい職業です。セクハラトラブル防止のために、できるだけ事前に、お客様への説明、意見の聞き取りをしっかり行い、そのお客様にあった施術を心掛けるようにすることが大切です。万が一、セクハラで訴えられてしまったら、当事者だけで解決するより法律の専門家である弁護士に相談をするほうが、スムーズにトラブルを解決することができます。予防法についても、一度相談してみることをおすすめします。

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この記事の監修者

【ご縁を大切にし、一つひとつの案件に心を込めて対応】 これまで寄せられた相談は非常に多岐にわたり、いずれの案件にも全力で立ち向かい、ご依頼者様に満足していただけるよう、長年培って...

プロのコメント

高谷滋樹 弁護士
  • 都総合法律事務所
  • 高谷滋樹弁護士

確かに、異性の体を触る必要があるので、そのリスクは、常につきまといます。 ただ、皆さんは、プロとしての自覚をお持ちなので、そのような心配は、原則不要かと思います。 それでも、クレームなり、言われのないことを言ってこられた場合には、弁護士に個々に御相談ください。 一律に、こうすべきという分類分けは困難であり、 ケースバイケースで、柔軟に対応していくことが重要です。 弁護士が、お手伝いいたします!! http://h-law.osaka.jp/ フィリピンのことなら フィリピンセンター http://p-center.net/ ビザ取得 外国人雇用 技能実習生 入管どっとコム http://nyuukan.com/

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