相談事例/実績

一覧に戻る

知的財産 > 特許出願

RCEを繰り返す米国特許審査

米国始め数か国に特許出願していた案件について、昨年始めに最初のOAが到来しました。他の国と同様な反論で対応をしましたところ、Final OAが到来しました。現地代理人の勧める補正案でRCEをしましたところ、これについてもFinal OAがきました。いずれのFinal OAも当方の意見書(反論)について、具体的な拒絶の根拠を示さず、単に前回の拒絶理由を繰り返して、「反論は説得力がない」とするのみでした。対応の糸口がつかめず困ってしまいました。現地代理人は実施例に近い補正案を提示してきましたが、このままRCEを繰り返せば、顧客の費用負担が増すことになります。そこで、PABR(審判前の見直し)を請求することにしました。現地代理人は認められるケースが少なく、却下されてもその理由が示されないのでPABRには消極でしたが、PABRのオフィシャルフィーが安価なと審判に進む前にRCEをすれば時間稼ぎにもなると考えました。 PABR提出後2か月もたたないうちに、拒絶は取下げとの審判部からの通知がありました。

鹿嶌宗 弁理士の対応

鹿嶌宗
PABR(以前はPABCと言っていた)は、時間稼ぎ用いられることもありますが、今回のようなケースにも有効に働くようです。 米国の審査官の中にはRCEに導き点数稼ぎをする人もいるとのことです。 今回のケースはPrimary審査官が一人で対応していたので他の人の意見も聞きたいし、また、審査官にプレッシャーをかければ対応が変わるかもしれないと考えました。幸い今回はPABRが効奏して特許となり、再度のRCEの必要はなくなりました。

ピックアップ プロ

PickUP
  • 古岩信嗣 弁理士

    古岩信嗣

    弁理士

    • 知的財産
    • 年金管理・更新
    • 知財コンサルティング
    • その他
  • 事務所:
    海特許事務所
    最寄り駅:
    東京駅 / 日本橋駅(東京) / 大手町駅(東京)
    住所:
    東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館20階