相談事例/実績

一覧に戻る

交通事故 > 民事裁判

地裁で被害者に不利に認定された過失割合を、高裁で被害者に有利に逆転させた事案

被害者は、自動車を自宅の車庫に入れようとしていたところ、自宅前の道路を進行してた自動車に衝突されました。この交通事故によって、被害者は、頚髄を損傷し、四肢麻痺などの障害を残して寝たきりとなりました。 当初、被害者は、他の弁護士に依頼し、別表第一第1級1号の後遺障害認定を受けた後、訴訟を提起しました。 しかし、地裁では、依頼者に70%の過失があると認定され、請求棄却の判決を受けました。つまり既に支払を受けていた自賠責保険金など以外には全く支払を受けられないことになりました。 被害者は、判決の後、弁護士との委任関係を解消しました。 そして、当事務所が依頼を受け、控訴審からの対応に当たることになりました。 被害者からご依頼を受けた後、すぐに控訴の手続をとりました。 そして、地裁で提出された主張・証拠、判決の内容を検討したところ、地裁で請求棄却の判決を受けた原因は、  ① 各損害項目における主張・立証が不十分であったこと  ② 過失割合について積極的な立証を欠いていたこと にあると判断しました。 そこで、損害に関する資料を新たに収集し、地裁段階での請求内容を全面的に見直し、請求額を大幅に増額しました。 また、事故現場に赴いて現場の状況を調査するとともに、工学鑑定の専門家に意見書の作成を依頼して、過失割合に関する主張・立証を大々的に補強しました。 その結果、高裁は、個々の損害項目の認定額を増額するとともに、過失割合に関する地裁の判断を変更しました。 地裁の判決は請求棄却でしたが、高裁では既払金を除いて1億円の支払いを受けることができました。

藤本一郎 弁護士の対応

藤本一郎
本件は、控訴審(高裁)の段階になってから受任しました。 高裁では、計画的かつ迅速な審理を求められますので、短い期間で、資料の検討、方針の決定、証拠の収集などを行う必要がありました。しかも、地裁の判決が非常に厳しい内容でしたので、地裁の判断を変更してもらうためには、高裁の裁判官に対し、結論を変更する必要があると認識してもらえるだけの説得力のある主張・立証が必要でした。 結果として、大きく結論を変えてもらうことができたので、効果的な活動ができたのだと自負しています。 この事案の被害者とご家族は、地裁の判決を見て、生活への不安を強く感じていました。 高裁での審理の結果、地裁の判断が見直され、1億円の賠償金を受け取れることになったことで、被害者とご家族には喜んでいただけたと思います。

ピックアップ プロ

PickUP
  • 外山弘 弁護士

    外山弘

    弁護士

    複雑化する法的問題でも依頼者のために時間と労力を惜みません。
    • 遺産分割協議
    • 事業承継
    • 会社法
    • 交通事故相談
    • 後遺障害
  • 事務所:
    外山法律事務所
    最寄り駅:
    北新地駅 / 東梅田駅 / 大江橋駅
    住所:
    大阪府大阪市北区西天満4-11-22 阪神神明ビル303号室
PickUP
  • 佐久間篤夫 弁護士
    【トラブル防止】問題が起きない対策を【予防コンサルタント】
    • 企業法務
    • 遺言・遺産相続
    • 労働問題
    • 訴訟・裁判
    • 離婚・男女問題
  • 事務所:
    佐久間総合法律事務所
    最寄り駅:
    市ヶ谷駅 / 半蔵門駅
    住所:
    東京都千代田区九段南3-9-1 九段サザンビル2階