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遺言・遺産相続

自営業の親からの相続。放棄したほうがいいケースって?

2017年10月16日

親が自営業の場合、相続する財産に借り入れが含まれているなどの理由で事業を引き継ぎたくない場合があります。相続をしたくないときの相続放棄とは何か、相続放棄をしたほうがよいのはどのようなケースかを解説します。

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佐藤嘉寅 弁護士によるコメント

佐藤嘉寅
親が個人事業をしている場合は,当然のことながら,金融機関から借入れをしているケースは多いものです。 自宅不動産を担保にした借入れはであればまだしも,消費者金融からの借入れがあるような場合は,資産よりも負債の方が多いかもしれません。 生前に,親とよく話しあっておけば,負債を相続することは防げますが,親子と言えども,なかなか親に「借金いくらあるの。」とは言えないもの。 相続放棄は,自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月内に行うのが原則ですが,家庭裁判所に申立をすることにより,熟慮期間を延長することができます。 相続放棄するか否か判断に迷うときは,家庭裁判所への申立も検討しましょう。 管轄裁判所は,被相続人の最後の住所地の家庭裁判所になります。 また,起算時は,「自己のために相続の開始があったことを知った時」からなので,単純に,被相続人の死亡時から3か月ではなく,個々人によって起算時は変わってきます。 死亡時から3か月が経過してしまったとしても,相続放棄が認められるケースはありますので,お悩みの場合は,弁護士に相談しましょう。